バーレーンGP予選でチーム史上初となるフロントロウ独占を達成し、初優勝への期待も高く決勝レースに臨んだトヨタ。しかしながらハードタイヤでの走りに苦しみ、結果ヤルノ・トゥルーリが3位、ティモ・グロックが7位に終わった。
「トヨタに念願の初勝利をもたらすことを期待していただけに、ちょっとがっかりしている。でも、厳しいレースだった。僕は1コーナーに入っていくときにティモよりもちょっと遅くて、第1スティントは彼の後ろについて走る形になった」
「彼よりも長く走れるのは分かっていたけど、それでも難しかったよ。それから、とても長い第2スティントをハードタイヤで走った。他のクルマと戦うのは本当に大変で、最後のピットストップでセバスチャン(ベッテル)にポジションを奪われてしまった」
「その後、彼がハードタイヤで僕がソフトタイヤになったときは僕のほうが速かった。プッシュしたけど、オーバーテイクすることはできなかったよ。それでも、エンジニアとメカニックたちには感謝したい。彼らはとてもいい仕事をしてくれたからね。そして、また表彰台に上れて嬉しいよ。次のレースで戦うのが楽しみだね」とトゥルーリは感想を語った。