ホンダは、インドの子会社ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(HMSI)がスクーター『Activa』をフルモデルチェンジし、インド国内で15日に発売した。
Activaは、新開発した排気量110ccのエンジンを搭載したスクーターで、従来の100ccエンジンに比べて燃費を15%向上した。デラックスモデルにはインドのスクーター市場では初となるコンビブレーキシステムを搭載し安全性にも配慮した。
20 - 40代の幅広い年齢層の顧客に向けて落ち着いたデザインを採用。価格は、約3万9800ルピー(デリー価格、約7万2000円)からで年間55万台の販売を計画している。
Activaの初代モデルは2001年に発売し、累計販売台数は247万台でインドのスクーター市場の最量販モデルとなっており、2008年度のシェアは約43%。新型車でもスクーター市場でのマーケットリーダーとして、販売増を目指していく。
インドの二輪車市場は、2008年度に約735万台、前年比1%増、このうちHMSIは、シェア約15%の101万6000台、同8%を販売した。