いすゞ自動車は2日、大型トラック『ギガ』の原動機に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年2月7日-2009年2月2日に製作された1万311台。
サプライポンプを作動させるギヤ部のベアリング潤滑方法およびベアリングケース材質が不適切なため、ベアリングが損傷してサプライポンプのカップリングとギヤが破損し、走行不能および操舵力の増大に至るおそれがある。
全車両、ベアリングケース対策品に交換するとともに、カップリングおよびギヤが破損しているものは新品と交換する。
不具合発生件数は30件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。