国土交通省は31日、2009年度の自動車アセスメント実施要領をまとめ、国民からの意見募集を開始した。
前年度からの変更点は、(1)オフセット前面衝突試験で、後席乗員保護性能の評価を実施する、(2)後面衝突頚部保護性能試験を実施する、(3)後席シートベルトの使用性評価を実施する、(4)運転者席以外の座席を対象に、シートベルトリマインダーの装備状況等の確認を実施する---ことの4点。
対象車種は、乗車定員10人未満の乗用車と車両総重量2.8t以下の貨物車で、2009年5月末時点または10月末時点に新車として販売されている自動車から選定する。直近1年間の販売実績が上位の車種から選定するが、自動車メーカーなどから申し出があった車種や検討の結果とくに必要と認められた車種も対象とする。
URL
http://www.mlit.go.jp/
report/press/jidosha08_hh_000291.html