エルピーダメモリは、連結子会社であるEBS、ECMがそれぞれの株主総会で、エルピーダと取引先の国内3社、海外2社を引受先とした第三者割当増資することを決議した。
EBS、ECMの第三者割当増資は、エルピーダグループの財務体質を強化することが目的で、同社グループと強固なビジネス関係を持ち、グループのDRAM業界の将来性を理解している複数の取引先が引受先となったとしており、引受先の社名は明らかにしていない。
調達金額は、同社グループの連結決算上、貸借対照表の純資産の部に計上され、レックスチップの子会社化とともにエルピーダグループの純資産の増額による財務体質の強化に寄与するとしている。
EBSはA種優先株式6万1600株を発行、308億円を調達する。ECMは普通株式182株を発行、4550万円を調達する。