日野、海外に研修センターと部品デポを新設

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日野、海外に研修センターと部品デポを新設
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日野自動車は、海外販売の拡大に向けた施策の一環として、中東に「研修センター」と米国に「部品デポ」を新設、海外でのアフターサービス体制を強化する。

研修センターは、車両の修理・メンテナンスなど、サービス技術の向上を目的にする施設で、アラブ首長国連邦(U.A.E.)に設立し、今月から運用を開始した。
 
中近東では、今後も中長期的にトラック需要の拡大が見込まれるため、今回U.A.E.に「中近東研修センター」を設立、中近東全域の販売代理店のサービスエンジニアを対象とした教育・訓練を実施する。サービス対応力の向上による顧客満足度の向上を図る。

また、日本・欧州に次ぐ世界で3拠点目となる「部品デポ」を米国カリフォルニア州に新設、中南米市場に向けて補給部品の出荷を開始した。
 
日野はこれまで中南米向けの補給部品を日本から直接供給していた。部品デポを需要地に近い米国に設立することで、補給部品の納期短縮と供給の安定性の確保を図る。
 
今回新設した部品デポは、「日野モータース・マニュファクチャリング・U.S.A.」(米国日野製造)が運営し、同社の部品管理システムを活用することで、投資コストを抑える。
 
日野は中近東や中南米をはじめとする海外販売を強化しており、これに伴い稼働する日野車も大幅に増加している。日野はこれらの施設を通じてアフターサービス体制を強化し、日野ブランドの信頼性を高め、日野車の拡販を図る方針だ。

《レスポンス編集部》

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