ディズニー・ポータブルナビが誕生へ

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アクアキャストは5日、ウォルト・ディズニー・ジャパン提供によるディズニーコンテンツが搭載されたパーソナルナビゲーション・デバイス(PND)を開発し、25日より発売すると発表した。

今回発売するポータブルナビは、主に小型車に乗る女性およびファミリー層をターゲットとして、新たな市場を開拓する。三洋電機コンシューマエレクトロニクスが開発・製造に協力した。『ミニゴリラ』がベースだ。

国内のPND市場は拡大が見込まれており、いっぽう新型車の需要は大型から小型へとシフトしている。これらを踏まえアクアキャストでは、『おしゃれ』『かわいい』『楽しい』『使いやすい』をテーマにし、据え置き型のカーナビではなくパーソナル志向のポータブルナビを開発した。

新型ポータブルナビはディズニーキャラクターを活用した「ディズニーモード」を搭載。ディズニーモードのインタフェイスは、ディズニーが制作したオリジナルデザインとなっており、これまでのカーナビにはない新しいユーザーインタ−フェイスとなる。

また「アクアモード」という名称で、“自然(ネイチャー)”、“エコ”をコンセプトとした、直感操作や使いやすさを重視したユーザーインターフェイスも搭載する。

今後のモデルでは、09年以降に市場投入が予測される様々なデバイス/ 端末の通信機能対応を見据え、他社に先駆けてPNDの通信機能を活用したサービス事業参入も計画中だ。この事業では、アクアキャストが提唱するTSP(テレマティクス・サービス・プロバイダ)構想を具現化するという。

当初1年間の目標販売台数は15万台。価格を含むスペック詳細は商品発売と同時期に発表される予定。

アクアキャストでは今回を皮切りに、09年を通してディズニーモードを搭載したポータブルナビ複数モデルを提供していく。機能を追加していくことなどで、新たなユーザーニーズを捉えて市場を創出・開拓していく意向だ。

《高木啓》

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