2月28日 - 3月1日、横浜赤レンガ倉庫のイベント広場で開催された京商主催のラジコンレース大会「KYOSHO CUP ファイナルチャンピオンシップ」。3月1日には、エキシビジョンマッチとして「プレス対抗戦」が開催された。このレースにはラジコン誌や自動車雑誌、一般誌などを刊行している編集部から、8チームが参加。レースに使用される車体は、京商が3月25日に発売を予定しているエンジンラジコンカー『ビレルR31-SE レディセット』。これはイタリアの名門カートメーカー「ビレル」が監修し、実車を忠実に再現したラジコンカー。サイズは本物のカートの5分の1で、エンジンも実車と同じ位置に配置。製品には車両の他に送信機(プロポ)とプラグヒーターがセットされているため、乾電池とエンジン用燃料を用意すれば、誰でもすぐに遊べる。エンジンラジコンを遊んだことのない初心者に向けたパッケージだ。価格は3万9900円を予定している。プレス対抗戦には、監修を担当したビレルチームも参加。そして、スペシャルゲストとして、2008年スーパーGTチャンピオン、本山哲選手も登場。これには会場に集まっていたギャラリーも驚き。記念撮影を行なう観客も多かった。レース前にコメントを求められた本山選手は、幼いころはラジコンを遊んでいたと言う。しかも、カート出身のレーサーであるため、ラジコンレースの順位が期待されていたようだった。レースの内容は、5分間での周回数を競い合うルール。ラジコンカーに慣れていないせいか、なかなか上手く操作できずに戸惑う参加者も多かった。レースで優勝したのは、ラジコン専門誌チームではなく、なんとビレルチーム。実は金曜日から練習を重ねていたらしく、2位に3周の大差をつけての勝利だった。ビレルチームの選手は、「遊びのレースなのに練習をしてしまいました。でも、ラジコンレースには、それくらい夢中になれる楽しさがあるんだと思います。大人が真剣に遊ぶのは本物のモータースポーツと同じです」と語っていた。エキシビジョン プレス戦順位優勝:ビレルチーム2位:グッズプレス3位:レスポンス4位:ジャパンカート5位:RCマガジン6位:Racing on7位:RCスポーツ8位:RCワールド9位:driver10位:週刊アスキー