オーストラリアスバルは27日、メルボルンモーターショーで『エクシーガ』を展示。同時に11月、オーストラリアで発売することを明らかにした。エクシーガにとっては、初の海外輸出である。
エクシーガは2008年6月に日本発表。『レガシィ』のシャシーをベースに開発した3列シートワゴンで、ボディサイズは全長4740×全幅1775×全幅1660mm、ホイールベース2750mm。レガシィの『アウトバック』と比較して、ホイールベースは80mm長く、115mm背が高いのが特徴だ。エンジンは2.0リットル水平対向4(148ps、19.5kgm)と同ターボ(225ps、33.2kgm)の2種類である。
エクシーガにとって初の輸出仕様となるオーストラリアバージョンは、エンジンは2.5リットル水平対向4を選択。ターボかNAかは現時点では不明だが、広大なオーストラリア大陸を意識した仕様となる。トランスミッションはATのみだ。
また、シートは2列目に日本向けにはないキャプテンシートを用意。乗車定員は6名となる。注目はDVDエンターテインメントシステムが標準装備される点。2、3列目乗員用のモニターが装備され、ファミリーユースに対応する。
メルボルンで展示されたのは日本仕様だったが、オーストリア仕様も外観や内装は基本的に日本向けと共通とのこと。現地スバルブランドでは6番目の車種となり、新たな顧客獲得を目指す。