キャンピング&RVショー来場者の注目が集まっていたタイプのひとつに、低価格&コンパクトなトレーラー型があげられる。ここに紹介する2台はいずれも100万円台のボックストレーラーで、軽自動車クラスの牽引車で引っ張ることができる小ささと安さが売りだ。
SOREXの『きゃんぴ〜』は、軽4ナンバーサイズのマルチユース型ボックストレーラーで、キャンプはもちろん、アトリエや店舗、キャリアなど幅広い使い道がある。
同社担当者は「軽自動車でも引っ張れるサイズが売り。オートバイを積んだり、年配の人たちの憩いの場にもなる。牽引型は維持費が安い。オートキャンプ場へ引っ張って行き、牽引車のクルマだけでぶらっと観光地をまわったりするのに重宝する」と話していた。
また、トヨタ『iQ』を牽引車として登場させインパクトのある展示をしていたRV BIGFOOTは『ニワドー380』シリーズを特価で販売。担当者は、「iQ用の牽引パーツが15万円ぐらい。後ろのトラベルトレーラーがだいたい通常は160万円ほど」という。
両社担当者とも、トレーラー型が受けている理由を、「今のクルマを手放したくない、トレーラーをキャンプ場へ置いていつものクルマで観光地へ出かけたいというユーザーの要望にヒットしている」と話していた。