【ボルボ 新パワートレイン】アンダー300万円でライバルも変わる?

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ボルボ・カーズ・ジャパンは、3月1日より『V50』、『S40』、『C30』にエントリーグレードの「2.0eパワーシフト」を新たに設定する。

今回、V50の300万円を切る価格がセールスポイントの大きな柱となっているが、エントリーモデルが300万円以下となることで、競合する車種も今までと変わってくるようだ。

ボルボ・カーズ・ジャパンマーケティング部の岡田勝也さんは「今回2リットルを導入するV50、S40、C30の3車種の中で、V50が最もエントリーモデルの引き下げの幅が大きく、ボルボのエステートワゴンで300万円を切るクルマというのは初めてのことです」

「V50はラインナップの中でも販売台数の多い主力車種のひとつであるため、思い切って戦略的な価格設定といたしました」

「今までのV50は、BMW『3シリーズ』や『A4』のエントリーグレードのワゴンと価格帯が交わっていましたが、今回の2.0eパワーシフトの導入により、VW『ゴルフワゴン』やプジョー『308』も競合車となり、幅広いお客様に訴求できるようになったと思います。そしてこの価格なら国産車からの買い替えも期待できると思っています」とコメント。

ほかにもV50は、上級モデルも装備の充実を図りながら25万 - 31万円程度の実質的な価格の引き下げを行っている。確かにこの価格帯なら、ゴルフワゴンを検討している人もV50に興味を持つに違いない。

《岡島裕二》

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