日本LCAは、持株会社へ移行すると発表した。持株会社への移行後、5月21日付けで社名を「アルコユニオン」に変更、上場は維持する。
持株会社へ移行するため、マネジメントコンサルティング事業、ファブリカ事業、経営管理本部の一部を分社化する。今後は、持株会社の傘下にコンサルティング事業グループ、自動車関連事業グループ、海外戦略事業グループの3つの事業グループを置き、持株会社が各事業グループの経営管理・監督機能を担っていく予定。
持株会社への移行により、同社グループの経営資源を最適配分するとともに、各事業単位の採算性や責任体制を明確化し、成長事業分野へ集中投資するなど、企業グループを再編する。また、持株会社が、グループ各社の経営戦略の立案とその推進に関して経営監督機能を持ち、各事業会社による業務執行体制を採用することで、各社が機動的に事業運営を行える体制を目指す。