富士重工業は、2008年の世界主要市場の小売り販売台数を発表。年後半の世界的な経済環境の悪化の影響を受けたものの、スバル『インプレッサ』や『フォレスター』の新型車効果で、日本を除く主要市場で前年を上回った。
自動車需要全体が低迷している米国は、前年比0.3%増の18万7699台となり、前年実績を上回った。
欧州主要9市場は、水平対向ディーゼルエンジンモデルを追加した効果もあって横ばいの3万8640台だった。このほか、ロシアが同39.3%増の2万2006台、中国が同105.9%増の1万9010台と好調だった。
日本は登録車が同0.3%増の8万5050台と微増だったが、軽自動車が同13.7%減の12万1693台と低迷、全体は同8.4%減の20万6743台と低迷した。