日本自動車輸入組合が発表した2008年の輸入車新規登録台数は、前年比17.3%減の21万9231台と大幅なマイナスとなった。
景気低迷の影響が、高級車販売を直撃、全体的に不振だった。外国メーカー車は同16.3%減の19万3902台となり、20万台を割り込んだ。フォルクスワーゲンやメルセデスベンツ、BMWなど、主要メーカーを含めてほぼずべてのブランドが低迷。主要ブランドで好調だったのはアウディ、フィアットぐらい。
日本メーカーの海外生産車は、日産自動車が『デュアリス』を輸入から国内生産に切り替えた影響などから同24.4%減の2万5329台と大きく落ち込んだ。
車種別では、乗用車が同21.6%減の20万6278台となったが、貨物車は前年の約6倍に増加、1万2951台だった。