各社の米国法人が5日発表した2008年12月の米国新車販売速報によると、トヨタ自動車など日本大手3社はいずれも前年同月比で3割以上のマイナスとなり、秋以降の大幅な落ち込みが続いた。
同月の全体需要は35.5%の減少で、年率換算では1032万台と底を這う状態が続いている。トヨタは3社でもっとも落ち込みが大きく、36.5%減の14万1949台だった。また、ホンダは34.7%減の8万6085台、日産は30.7%減の6万2102台となった。
08年年間の販売は、トヨタが米GM(ゼネラルモーターズ)に次いで米市場2位を確保したものの、前年比15.7%減の221万7662台と2ケタの落ち込みになった。
年前半まで比較的販売が堅調だったホンダは8.2%減の142万8765台。また、日産は10.9%減の95万1350台だった。