【スズキ ラパン 新型発表】普遍的な“かわいい”

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「新型『ラパン』は男性女性どちらにも受け入れられる『かわいい』を目指しました」と語るのは、新型スズキ・ラパンのチーフデザイナー、結城康和さん。

「若い女性が主なターゲットですが、彼女達はあまりにもフェミニンに振りすぎたようなデザインは好みません。また意外かもしれませんが、雑貨感に振りすぎて旧来からのクルマらしさを消しすぎるのもNGなんです。例えば近年の欧州車にも『かわいい』を狙ったデザインはありますが、それらは誰から見ても『かわいい』と思えますが女性向けとか男性向けとかいうことではない。また普遍的なクルマらしさもちゃんと残している」

「そこで、新型ラパンでは、内外装の造形においては初代ラパンよりも中性的に振り、性別に関係なくかわいいと感じられる形状にし、あとは色のコーディネートで若干フェミニン度の振り分けをしています。また意外とクルマっぽい造形も隠し味的に入れてあるので、色選びと合わせて、若い女性だけではなく、クルマにこだわりのある男性にも選んでもらえるデザインになっていると思っています」

新型ラパンのエクステリアデザイン、インテリアデザインの造形は、性別や年代を超えて納得させられる作り込みがなされているのだ。

《松本明彦》

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