石油情報センターが発表した石油製品の店頭価格の週次調査によると、12月22日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり110.6円となった。前の週と比べて4.1円の下落で、110円割れ寸前にまで価格が下落した。これで20週連続の下落。
ガソリン価格は下落が続いているものの、景気低迷の影響などから依然として需要は低調で、販売競争も激化しており、ガソリンの下落基調は続いている。
ハイオクガソリンは前の週よりも3.9円下落して121.6円だった。軽油は3.3円下がって106円で、レギュラーガソリンとの価格差は4.6円にまで縮小している。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、12月25日のレギュラーガソリンの全国平均価格は99.9円/リットル、ハイオクは111円/リットル、軽油は95.1円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。