新日本石油は、12月のガソリン卸価格を全国平均で1リットル当たり16.8円引き下げたと発表した。
12月の原油価格は、前月比で、中東のドバイが1バレル9.7ドルダウン、南方のSLが1バレル14.6ドルダウンし、同社の原油CIFは1リットル当たり7.0円下落した。為替レートは、前月比で、4円84銭の円高となり、原油価格に与える影響は1リットル当たり1.5円ダウンした。このため、コスト合計は1リットル当たり8.5円下がった。
しかし、需要低迷や販売競争の激化などで、ガソリンの卸価格はコスト変化を大きく上回る1リッター当たり16.8円引き下げた。
軽油は1リットル当たり15.1円引き下げで、石油製品4種平均では14.5円の引き下げとなった。