機関車に当て逃げ 男を逮捕

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21日未明、栃木県宇都宮市内にあるJR東北本線の踏切で、遮断機の作動後に進入してきたクルマと、通過中の下り回送列車が接触する事故が起きた。クルマは現場から逃走したが、警察は後に戻ってきたモンゴル国籍を持つ22歳の男を逮捕している。

栃木県警・宇都宮東署によると、事故が起きたのは21日の午前2時ごろ。宇都宮市御幸ヶ原町付近にあるJR東北本線、宇都宮〜岡本駅間の踏切で、遮断機の作動後に踏切内へ進入してきた軽ワゴン車と、通過中の下り回送列車(田端発/黒磯行き、電気機関車1両)が接触した。

クルマは小破したとみられるが、現場からそのまま逃走。警察では当て逃げ事件として捜査を開始したが、現場検証中に現れた若い外国人の男が不審な行動をしていたため、職務質問を実施。この男が運転していたクルマが事故を起こしていたことが判明したため、道路交通法違反(事故不申告)の容疑で逮捕している。

逮捕されたのは現場近くに住むモンゴル国籍を持つ22歳の男。接触時に脱落したナンバープレートを捜索していたという。調べに対しては「酒を飲んでいたので逃げた」などと供述しており、警察では飲酒運転や過失往来危険容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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