トレーラーから落下のコンテナ、対向車を押し潰す

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17日夕方、大阪府大阪市北区内の市道を走行していた大型トレーラーが、JR東海道本線の高架橋下を通過しようした際、荷台に積載されていたコンテナが高さ制限バーに接触。対向車線側にコンテナが落下し、対向車を押し潰す事故が起きた。乗用車の運転者は助手席側に避け、頭部打撲の軽傷を負っている。

大阪府警・大淀署によると、事故が起きたのは17日の午後4時55分ごろ。大阪市北区大淀南3丁目付近の市道を走行していた大型トレーラーが、JR東海道本線の高架橋下を通り抜けようとした際、荷台に積載していたコンテナ3個が高架橋手前に設置されていた金属製の高さ制限バーに接触した。

接触した弾みでコンテナは対向車線側に落下。このうち1個は対向車線を走ってきた乗用車の上に落ちた。乗用車を運転していた26歳の男性は落ちてくるコンテナを目撃した直後、助手席側へ倒れこむように退避。コンテナは運転席部分を完全に押し潰したが、男性は頭部を打撲する軽傷で済んだ。警察ではトレーラーを運転していた30歳の男性から自動車運転過失傷害などの容疑で事情を聞いている。

現場は片側1車線。高さ制限は3.7mだった。トレーラーが積載していたコンテナはJR貨物仕様のもの。3つとも中身は無く、空の状態だった。警察ではトレーラーの運転者が高さ制限を誤認していた可能性が高いと推測している。

《石田真一》

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