今年のロボット大賞が決定、展示

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経済産業省は18日、「今年のロボット」大賞(=経済産業大臣賞)として、タカラトミーの人型エンターテイメントロボット、『Omnibot17μ i-sobot』(オムニボットワンセブンミューアイソボット)を選んだと発表した。

大賞と各部門賞受賞ロボットは、19 - 21日の3日間、東京都港区北青山のTEPIAにて一般公開される。

08年は65件の応募があった。「今年のロボット」大賞2008審査委員会(委員長:三浦宏文工学院大学学長)の審査により、まず8件が優秀賞として選ばれ、11月21日に公表された。

今回、これらの優秀賞の中から、「今年のロボット」大賞、最優秀中小・ベンチャー企業賞、日本機械工業連合会会長賞、中小企業基盤整備機構理事長賞および審査委員特別賞が選ばれた。

「今年のロボット」大賞はタカラトミーのOmnibot17μ i-sobot。17個のモーターを搭載して約200通りのアクションが可能。従来の人型エンターテイメントロボットよりも安価で、全世界で約5万台を販売した。ロボットのエンターテイメント分野での市場拡大への貢献が高く評価された。また従来よりも安価に超小型サーボモーターを独自開発しており、技術的にも高く評価された。

最優秀中小・ベンチャー企業賞(中小企業庁長官賞)は西澤電機計器製作所の自動ページめくり器『ブックタイム』、日本機械工業連合会会長賞は安川電機の第10世代液晶ガラス基板搬送ロボット『MOTOMAN-CDL3000D』、中小企業基盤整備機構理事長賞はゼットエムピーのロボットを活用したエンジニア育成ソリューション「ZMP e-nuvo」シリーズ、審査委員特別賞は独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センターの「食の安心・安全に貢献する田植えロボット」が選ばれた。

経済産業省は、ロボット産業を、わが国が世界をリードする新産業の一つに成長させるべく、ロボットの実用化に必要な技術開発や安全性確保の取組を進めている。その一環として、民間の研究開発とロボット技術の活用を促進し、市場創出を推進するための表彰制度、「今年のロボット」大賞を2006年に創設した。

《高木啓》

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