出光興産は、8-14日までのガソリンの卸価格を前の週の平均と比べて全国平均で1リットル当たり4.1円引き下げると発表した。
原油価格の下落や為替の円高ドル安が進んでいることから原油調達コストがさらに低下、需要低迷による販売競争が激化していることもあってガソリンの卸価格をさらに引き下げる。ガソリンは地区によって3-5円の引き下げとなる。
軽油は全国平均で8.2円と大幅に引き下げる。軽油はこれまでガソリン価格よりも引き下げ幅が小さく、軽油とガソリンの価格差が縮小してきたが、軽油の在庫がタブついてきたことから一気に引き下げる。地域によっては7-9円の引き下げとなる。
A重油は全国平均で4.8円、灯油が3.8円それぞれ引き下げる。