日本自動車工業会が発表した10月の自動車生産実績によると、四輪車の国内生産台数は、前年同月比6.8%減の101万3063台と、2か月ぶりにマイナスとなった。日本、欧州、北米市場の低迷で各社が減産していることが影響した。
乗用車の生産は同7.4%減の86万2331台と2か月ぶりの前年割れ。普通車が同14.9%減、小型車が同3.9%減と低迷した。軽乗用車は同7.4%増と好調だった。
トラックは同2.5%減の13万9037台と、2か月ぶりのマイナスだった。バスは同12.4%減の1万1695台で、45か月ぶりにマイナスとなった。
10月の国内需要は同6.6%減の37万9366台で、輸出も同4.2%減と低迷した。