スズキは26日、新型『アルト ラパン』を発表した。車両のシンボルキャラクターからもわかるとおり、「ラパン(Lapin)」とはフランス語で「うさぎ」を意味する言葉。かわいいうさぎは、メインターゲットである女性に好評のようだ。先代のラパンは『スピアーノ』という名称でマツダからOEM販売されていたが、ラパンと異なりうさぎのシンボルはつかない。その分(?)、価格が抑えられていた。しかし、「うさぎがいないのでスピアーノはイヤ。多少高くてもラパンを買う」という女性のお客さんが大勢いたという。新型ラパンには、車両のあちこちに約50匹ものうさぎマークがちりばめられているという。目立つのはエンブレムやリモコンキー部分だが、よく見ないとわからないのは、ヘッドライトのガラスに掘られたモールド部分。ラパンに乗って、すべてのうさぎを見つけてみる---、そんな楽しみ方もできるユニークな車両だ。
スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ 2025年8月28日 スズキアルト『ラパン』と『ラパンLC(以下LC)』がマイナーチ…