18日、バルセロナで行われた合同テストにアイルトン・セナの甥、ブルーノ・セナがホンダから初参加。初めてF1マシンに乗った感想を語った。
「初F1テストの初日は想像していた通りのビッグモーメントだったよ。すごく楽しかったし、エンジョイすることができた」
「午前中は自分の番に備えてできるだけの準備をすることに集中した。チーム無線に耳を傾け、チームがどうやって機能しているのかをよく見て学んだ。けっこう冷静だったけれど、ガレージから出て最初のラップに入るとき、これが特別な瞬間なんだと気付いた。夢が叶った瞬間なのだと」
「ホンダチームは素晴らしかったよ。自分のレベルを見いだすまで僕に任せてくれた。でも2度目の走行が終了する頃にはマシンの中でリラックスできるようになっていた」
「GP2と比べるとギアシフトやエンジンパワー、エアロダイナミクスなどが格段に違う。完璧な快適さを得るためには水曜日に向けて少しアジャストする必要があるけれど、全体としての感触はいい。今日の内容には満足している。今日は僕にとって最良の日。実現させてくれたホンダチームにはいくら感謝してもしきれないね」とセナは語っている。