【スーパー耐久 第6戦】展望…そろそろ王者が決まりそうなクラスも

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ

今週末の11月1・2日、宮城県スポーツランドSUGOで、スーパー耐久シリーズの第6戦「タイヤハウスBEST杯 SUGOスーパー耐久500kmレース」が開催される。今回と次回は得点が通常時の2割増しになるというボーナスのつく得点システム。最大で25点獲得できるので、ポイントスタンディングスが大きく状況が変わるかも知れない状況となっている。

王者争いが決まりそうなクラスのひとつが、無差別級のSTクラス1だ。Johan Adzmi/谷口信輝/片岡龍也組の28号車「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE」が103点と、2位を18点も引き離すリード。しかも、2位はチームメイトのファリーク・ハイルマン/柳田真孝/吉田広樹組の50号車「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE」となっている。第5戦まで参戦していたポルシェ勢2台が撤退してしまったのは、同レースのファンとしては寂しいところだ。

三菱『ランサーエボリューション』の「IX」および「X」、スバル『インプレッサ』が戦う4駆クラスのSTクラス2は、1位と2位の差が15点。追いかける07年王者の中谷明彦/木下隆之組の11号車「オーリンズ・ランサー EVO X」が詰めることができれば、最終戦に持ち越しだ。

最も1・2位の得点差があるのが、STクラス3。前嶋秀司/佐々木雅弘組の333号車「エクセディH.I.S.イングスZ」が108点獲得して19点差をつけており、今回王者が決定する可能性も大きい。

逆に最も接近しているのが、STクラス4。わずか1点差だ。1位の玉本秀幸/小林正吾/古橋譲組の76号車「Racing Modulo ADVAN Type R」が91点、2位の井尻薫/黒木英春/黒木健次組の51号車「AGY ings インテグラ」は90点。どちらかが一歩リードするか、最終戦もほぼ変わらない状態となるか、一番の見物となっている。

当日券(入場券)は、中学生以下は無料。予選日が1000円、決勝日が4000円だ。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集