新日本石油は、11月の石油製品のコストが前月と比べて1リッター当たり21.9円下落すると発表した。同社はこれを受けて卸価格を引き下げると見られる。
10月の原油価格は中東ドバイが前月比1バレル25.7ドル下落、南方のSLが1バレル22.7ドル下がった。
同社の原油CIFは1バレル26.9ドル、1リッター当たり19.2円の下落となった。為替レートでも5円15銭の円高となり、原油か価格に与える影響は1リッター当たり2.7円の下落。このため、コストは1リットル当たり21.9円のダウンとなった。
一方、同社は10月のガソリンの卸価格は前月と比べて14.7円引き下げたと発表した。軽油の卸価格も9.7円引き下げ、4油種平均の卸価格は11.9円の引き下げとなった。