【スズキ ワゴンR 新型発表】バランス型のパッケージング

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スズキの主力トールワゴン、新型『ワゴンR』(9月25日発表・発売)は、初代からの持ち味であった居住感の良さをさらに向上させるべく、ディメンションの変更を図ってきた。

軽自動車ゆえ、全長×全幅は旧型と同寸の3395×1475mmだが、全高は旧型のFWD(前輪駆動)モデルに対して15mmアップの1660mmに拡大された。また旧型はFWDとAWD(四輪駆動)で車高が異なっていたが、新型は同じ車高となる。

ホイールベースも旧型の2360mmから40mm延長され、トールワゴンの『パレット』と同じ2400mmに拡張された。この拡大は 室内の前後方向のスペース拡大に貢献しており、室内長は旧型比プラス105mmの1975mmとなった。

この数値は最大のライバルであるダイハツ『ムーヴ』の2160mmに比べると見劣りするが、これはムーヴのシートがロングホイールベースを生かしてバックドアすれすれまでスライドするため。

新型ワゴンRはフロントシートのスライド量を旧型比+40mmの240mmとし、ノッチの段数も20から24へと増やして軽自動車の弱点であるドライビングポジションの自由度を上げる一方、リアのスライド量も同+25mmの160mmへと増やすなど、バランス型のパッケージングとなっているのが特徴だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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