出光興産は、2008年9月中間期の連結決算業績見通しを修正した。
売上高は2兆3800億円を予想していたが、2兆2800億円に下方修正した。原油価格の下落や需要低迷による価格競争の激化で卸価格を引き下げているため。
営業利益は465億円を予想していたが614億円に上方修正した。今年度から棚卸資産の評価期間を、年度別の後入先出法から四半期毎の後入先出法に変更したが、在庫数量の変動などにより前回予想時より評価益が増加したため。
経常利益も435億円から600億円、中間期純利益が85億円から189億円にそれぞれ上方修正した。