川崎重工は、ロボットコントローラ「Eシリーズ」を新発売すると発表した。
Eシリーズは、顧客の声をもとに新設計したコンパクトなコントローラで、前身となる「Dシリーズ」の性能をさらに進化させ、各種アプリケーションの実行速度を飛躍的に向上させるなど、快適な操作性とハイパフォーマンスを実現したとしている。
また、生産現場への配慮から大幅なダウンサイジングを図り、小さな設置面積が高密度配置を可能にした。
一方、メンテナンス性についても十分な工夫を施し、平均故障間隔(MTBF)を向上し、平均修復時間(MTTR)を短縮したほか、自己診断機能を充実した。
2008年10月以降、順次発売する中・小型ロボット「Rシリーズ」と合わせて導入することで、力強いロボットをコンパクトなコントローラで動かすことが可能となる。