日本自動車工業会が発表した8月の自動車生産実績によると、四輪車の生産台数は、前年同月比10.9%減となり、13か月ぶりに前年割れとなった。
国内販売が依然として低調なのに加え、北米の需要低迷で輸出が落ち込んだことが主因だ。
車種別では乗用車が同10.7%減の65万3485台と、13か月ぶりにマイナスとなった。普通乗用車、小型乗用車、軽乗用車の全てが2ケタのマイナスとなった。トラックは同14.1%減の10万6911台と8か月ぶりのマイナスだった。
バスは同17.5%増の9433台と43か月連続プラスとなった。
8月の国内需要は同10.7%減で輸出が同2.2%減だった。