F1シンガポールGP(28日決勝)で46戦ぶりのノーポイントに終わったフェラーリ。優勝候補だったフェリペ・マッサがピットストップ中にアクシデントに見舞われ、チャンピオンシップ終盤での手痛い敗北を喫した。
マッサは青信号を確認してピットアウトしたが、青信号はチームクルーによるミスだった。給油リグがついたままスタートしてしまったことにより、大きくタイムを失った上に、危険なリリースとしてドライブスルーのペナルティを受け、優勝戦線から離脱してしまった。
「僕らは人間だからね。みんなベストを尽くそうと努力しているだけ、こういったことは起こりうる。残り3戦での7ポイント差は多いとも少ないとも言える。でも僕らにはやれる力がある。今後も最善を尽くすだけ。諦めちゃいけないし、とうてい諦める気なんてないよ!」と語ったマッサ。
マッサはレース終了後、すぐにミスを犯したメカニックを慰めていたという。