メルセデスベンツの『Bクラス』が、『Aクラス』と同時にマイナーチェンジをおこなった。Bクラスのマイナーチェンジもエクステリアのリフレッシュや燃費性能の向上、モニター付きオーディオの採用などが主なポイントとなる。
Bクラスは、Aクラスと主要コンポーネントを共用しながらも、ひと回り大きなボディを採用することで幅広いユーザーを獲得することに成功しているモデルだ。
今回エクステリアは、フロントマスクの中央部分が少し尖ったようなデザインとなり、グリルの面積も拡大された。バンパー下部のアンダーグリル部分がメッシュになり、フォグランプ回りのデザインも『Eクラス』風に変わったので、マイナー前よりもエレガントなスタイリングに仕上がっている。リヤはバンパーの下部にブラックのモールが装着され、ボディの厚みを感じさせないをデザイン処理が施された。
インテリアでは、シート表皮やトリムの生地が変更され、アクセントであしらわれているアルミのパネルも素材が変更になった。また、Aクラス同様に標準装備のオーディオが6.5インチのモニター付きとなったために、11万5500円プラス(工賃別)でHDDナビがディーラーオプションにより装着できるようになったのも魅力だ。
メルセデスベンツ日本商品企画部の緒方路恵さんは「新しいBクラスは立体感を高めたフロントグリルやスポーティなリヤバンパーの採用で従来モデルよりもダイナミックな印象を強めています。このスタイリングにより、Bクラスに興味を持っていただける方を増やすことができると期待しています」とコメント。
実際に新しくなったBクラスは、写真だけだと大きな変化は感じにくいが、実車はフロントマスクの力強さが増しており、よりプレミアム感が高まっている。このエレガントさを増したスタイリングは、新しいBクラス最大のセールスポイントになるはずだ。