三菱ふそうトラック・バスは、中型トラック『ファイター』シリーズに、総輪エアサスペンション車を追加して、9月5日から発売した。
総輪エアサスペンション車は、フロント/リヤともにエアサスペンションを採用することで、リヤエアサスペンション車に比べ、荷台への振動を約2割低減した。これによる精密機械や高級生鮮食品などの輸送に適した、積荷にやさしい高品質輸送を実現するとしている。
同時に、フロントのエアサスペンション採用で、ドライバーへ快適な乗り心地を提供し、運転疲労を大幅に軽減。また、フロントサスペンションとリヤサスペンションに独立した車高調整機能を装備し、荷物の積み降ろし時に車両を前傾、後傾させることを可能にした。
これによりテナーカーゴなどの搬入・搬出作業を容易にし、荷役性の向上を図った。
価格は車型PDG-FK66Fが743万1900円。