■使い勝手の良さはコンパクトカーのなかでもトップクラス
使い勝手の面で秀逸なのが「2段マルチトランク」。これはラゲージルームの仕組みの話で、リアのハッチを開けるとそこにはまず普通のラゲージスペースが広がっています。
しかしその下にはもう一段分スペースが存在するんですね。この忍者屋敷ばりのカラクリシステムが、2段マルチトランクというわけです。
例えば、食料品は下段に、それ以外の荷物は上にといった使い分けができますし、B型のベビーカーであれば下段に入れることもできるんです。フタを閉めれば当然下段部分は外から見えない状態になるので、奥さんに内緒にしたいモノを入れるのもいいかもしれません(速攻でバレるかもしれませんが…)。
■ライバルのヴィッツと比較すると…
さて、そんな多様な使い方ができるノートですが、トヨタのドル箱コンパクト、ヴィッツ(ノートの約1カ月後に登場)と比較すると、その安さがよくわかります。
●ノート:1.5 S Vパッケージ+2005年式+走行3.3万km+修復歴なし=58.8万円(新車時価格:133万円)
●ヴィッツ:1.5 X+2005年式+走行3.2万km+修復歴なし=105万円(新車時価格:141万円)
グレードや年式などほぼ同条件で比較すると、ノートのほうが46.2万円も安いのです。
理由としてノートには、旧型が存在しないまったくのブランニューモデルであるため、また同じ日産のマーチやキューブの陰に隠れて認知度が低いため、などが挙げられるかもしれませんが、意外なほど安く売られているのです。
休日には家族で、普段は奥さんがというような人にピッタリの一台です。マーチでは非力だしちょっと狭い、という人にも、満足してもらえると思いますよ。
【日産 ノートを探す】参考URL:
http://publish.carsensorlab.net/
editor/category_849/_6242.html