【トヨタ iQ プロトタイプ】大排気量レーサーもきっと存在する

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トヨタのマイクロミニ『iQ』はただのエコカーではなさそうだ。日本に投入されるエンジンは2種類、そのうち1.0リットルエンジンには2グレードが用意される模様。

販売店はネッツ店のみ。それにともないフロントバッジはダブルオーバルのトヨタからNをあしらったネッツ店のものに変えられている。

エンジンは、『ヴィッツ』や『パッソ』でも利用されているダイハツ製1.0リットル(1KR-FE)と遅れて導入される1.3リットル(2NZ-FE)、そして欧州用として1.4リットルディーゼルがiQと組み合わされる。

1.0エンジンは欧州のMT仕様では『プリウス』よりも燃費がいい99g/kmのCO2排出量だ。国内ではCVTと組み合わされて、それでも10・15モード で24 - 25km/リットル。チューニングは実用燃費を重視して17km/リットル台を狙う。この数字はヴィッツの14km/リットル台よりも2割近く良い値だ。

「ちょっと待ってください。小さくてエコというだけが『iQ』の魅力ではありません」と開発責任者の中嶋裕樹チーフエンジニア。

「車軸をエンジンより前にもってきたフロントミッドシップレイアウトはキビキビと走ります。楽しさも『iQ』の大きな魅力です。2クラス大きな車種にも採用されるより大きなガソリンエンジンや1.4リットルディーゼルエンジンは、その魅力をもっと引き出します。どちらのカラーもiQのコンセプトそのものなのです」

マイクロカーに4人を座らせようと思ったら最初に考えるのは全員をアップライトに座らせ、車高を高くデザインするはず。しかし、iQはそうはしなかった。これは後に追加される1.3リットルエンジンのモデルがマイクロレーサーともいうべきスポーティな味付けであることを示唆している。

《三浦和也》

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