新日本石油は、「Dr.Drive」(ドクタードライブ)店で配備を進めている震災による停電時にも給油の継続が可能な「緊急用発電機」、「緊急用可搬式ポンプ」の設置状況が9月1日時点で全国約600か所となったと発表した。
今年12月末には、こうした設備を導入した震災時給油可能SS(サービスステーション)を約750店にまで拡大するとともに、緊急用設備を近隣の油槽所などにも備置することで、残りのDr.Drive約1450店へも必要に応じ機器を搬入し、震災時にも給油可能となる体制を整えていく予定。
同社は、水道、電気、ガス、電話と同様に、石油を「ライフライン」と考えており、震災時、救急車をはじめ、消防、自衛隊など人命救助にあたる緊急車両に十分な給油ができるよう体制を整えていく方針だ。