日本自動車工業会が発表した7月の自動車生産実績によると、四輪車の生産台数は前年同月比24.1%増の108万7454台となり、12か月連続でプラスとなった。
前年7月に新潟中越地震でピストンリングを生産するリケンが被災して供給がストップ、国内全自動車メーカーが生産停止となったことから、この反動で大幅プラスとなった。
車種別では乗用車が同25.9%増の92万9343台だった。このうち、普通車は同23.9%増の55万8056台、小型車が同28.8%増の24万3850台、軽四輪車が同29.4%増の12万7437台だった。
トラックは同11.1%増の14万4581台だった。普通トラックが同22.1%増の7万3346台、小型トラックが同3.5%減の3万1415台、軽貨物車が同6.1%増の3万9820台だった。
バスは同76.4%増の1万3530台と急増した。
7月の国内需要は同3.6%増で、輸出が同20.3%増だった。