国土交通省道路局は25日、2008年度の社会実験実施地域の公募を開始した。社会実験は沿道空間も含めた道路空間の有効活用や既存路線の効率的、効果的な活用など、先進的で斬新な施策を本格実施する前に、事前に効果や影響を確認することを目的に実験事業としておこなうもの。
地域ごとの関係者らで構成する協議会などからの申請を受け付ける。9月19日まで申請を受け付け、有識者による選定を経て、国土交通省が実験実施計画の策定費用など概ね1500万円程度を負担する。
実験テーマは●沿道空間も含めた道路空間の活用、●地域住民の意見の活用、●既存路線の効率的、効果的な活用の3つで、申請は、実験実施地域を管轄する地方整備局等で受け付ける。