気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年8月6日付
●NY原油一時118ドル(読売・2面)
●派遣800人契約解除、トヨタ九州、販売不振で道(読売・9面)
●GMとフォード、事業提携検討か(朝日・7面)
●三菱ふそう、シャフト脱落の恐れ、トラック1万7318台リコール(毎日・25面)
●ガソリン車並み価格へ、電池をリース化 電気自動車 日産2010年度販売ゴーン社長一問一答(東京・9面)
●節約の味方、激安高速バス増殖(東京・28面)
●自動車の所有8割が「負担」JAF調査(日経・12面)
●GSユアサ・三菱商事・三菱自、電気自動車用電池を量産、来春めど年産1万台、40億円で滋賀に工場(日経・13面)
●トヨタグループ非正社員削減広がる(日経・13面)
●ホンダ、北米、大型車が冷え込む(日経・17面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車の組み立て工場であるトヨタ自動車九州が8月1日までに約800人の派遣社員を契約解除していたことが分かった。5日付の日経夕刊で報じたほか、きょうの読売なども取り上げている。
それによると、トヨタ九州では北米市場の販売不振で今年度に約4万台の減産を見込んでいるためという。従業員約8500人のうち約2200人が派遣社員で、その約4割を削減したことになる。
トヨタグループの主要企業ではすでにデンソーや関東自動車工業などで派遣社員・期間敢従業員の削減に踏み切っているが、トヨタ九州の800人規模は「近年例のない大規模な削減」(読売)。国内販売不振に加え米国景気の減速が国内の生産体制にも影響を及ぼしている。