気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年8月5日付
●NY原油一時120ドル割れ(読売・2面)
●GM、フォード提携検討、米紙報道(読売・9面)
●首都高復旧までに最低でも数週間(朝日・39面)
●景気すでに後退5割121社本紙調査、広がる悲観論(毎日・1面)
●内閣支持率29.3%、本社、FNN世論調査(産経・1面)
●いすゞ、全車種値上げ(産経・8面)
●エコドライブをアクセルで支援、踏みすぎると重く(東京・8面)
●オリックス・セゾン統合交渉、総合ノンバンク個人・法人を網羅、資金11.5兆円、来年秋実現めざす(日経・1面)
●ソニー、リチウムイオン電池、生産能力8割増(日経・11面)
●人こと:日産ゴーン社長、電気自動車世界の主流に(日経・11面)
●いすゞ、純利益16%減4 - 6月期(日経・15面)
ひとくちコメント
オリックスとクレディセゾンのノンバンク2社が、来年秋をメドに経営統合に向けた交渉を進めていると、きょうの日経が1面トップで報じている。
それによると、両社はセゾン株式の12%弱を保有する筆頭株主であるみずほフィナンシャルグループをはじめ、主要な金融機関に経営統合の考えを伝えたとしている。リースや不動産など法人ビジネスを得意とするオリックスと個人向けカード大手セゾンが補完し合う組み合わせで、実現すれば、総資産で約11兆5000億円と群を抜く規模の「総合ノンバンク」が誕生する。
また、自動車業界では、GMとフォードの提携が取り沙汰されているほか、自動車部品関連では日鍛バルブと米イートン社が提携を強化する。景気低迷が続く中、従来の枠組を超えた予想外の再編の動きが加速しそうである。