豊田自動織機が発表した2008年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高は前年同期比3.6%減の4691億円と減収。営業利益が同52.1%減の128億円と大幅な減益となった。
エンジンは順調だったが、車両生産、カーエアコン用コンプレッサー、産業車両の売上げが落ち込んだのが主因だ。損益でも売上げの減少や原材料価格の高騰、減価償却費の増加、為替差損などで営業利益が前年同期と比べて半減した。
経常利益は同27.4%減の317億円、当期純利益が同30.9%減の211億円と減益となった。
通期連結業績見通しも下方修正した。売上高は当初見通しより500億円マイナスの2兆円、営業利益が120億円マイナスの650億円、経常利益が100億円マイナスの970億円、最終利益が60億円マイナスの530億円に下方修正した。