コスモ石油、東京湾に油を漏えい

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コスモ石油は、原油配管から海上へ油が漏えいしたと発表した。同社によると7月31日午前7時35分頃、同社千葉製油所付近の海面に油膜があるのを同社手配の監視船が発見し、千葉県総務部消防地震防災課、千葉海上保安部など関係機関に通報した。

周辺にはオイルフェンスを展張していたが、油が海域へ流出した。流出量は現在のところ不明。ダイバーが海底に潜り確認したところ、現在使用を停止している原油配管の海中部分の一部に亀裂があり、油が漏れているのが発見された。

同社千葉製油所では、通常、沖合にある京葉シーバースに大型原油タンカー(VLCC)を着桟させ、海底埋設配管を通じて原油を受け入れているが、配管検査実施中の6月19日、その配管の一部が海上に浮上しているのが発見され、現在まで、復旧作業を行っていた。

復旧作業では、配管内にあった油を水に入れ替えた。今回漏えいした油は配管内に残留していた油と推定されるとしている。

同社は、油の漏出を止める対策を早急に実施するとともに、現場での油の回収を行っているとしている。

《レスポンス編集部》

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