新日本石油は、富士フイルムオプトマテリアルズ向けの高効率型天然ガスコージェネレーション設備の営業運転を8月1日から開始すると発表した。
富士フイルムオプト社へのエネルギー供給は、国内最大級のBOO事業として、LNG(液化天然ガス)の調達から、高効率型天然ガスコージェネレーション設備などの設置・運転・管理まで、新日本石油が全面的に実施する。使用する天然ガスは、昨年4月に富士フイルムの吉田南工場に隣接して新日本石油が設置したLNGサテライトタンクから、新たに敷設した天然ガスパイプラインで供給する。
今回の富士フイルムオプト社向け設備稼動により、2005年6月に富士フイルムと共同で発表した富士フイルムグループ3生産拠点への天然ガスコージェネによるエネルギー供給体制が確立することになる。発電量は3拠点合計で全稼動時5万5000kWとなる。