NEXCO東日本は、国(国土技術政策総合研究所)と連携し、積雪寒冷地での次世代ITS技術(路車協調型)を活用したITS実証実験を、この冬、国内で初めて実施する。
この実験は、道路脇に設置した5.8GHz帯DSRCビーコンからITS車載器(実験用)を搭載した車両に対し雪氷障害・視程障害に関する安全支援情報を提供するもの。
ドライバーは音声や画像などにより安全支援情報を入手することができる。ITS車載器(実験用)に記憶した雪氷路面などの車両挙動情報(プローブ情報)をビーコンを通じて道路側で取得し、そのデータから走行の正常/異常の有無を分析する。
将来的にはこの情報も後続のドライバーに提供し、安全運転を支援していく予定だ。今冬の実験は、車両挙動情報の収集を行う。実験場所は、関越道・水上IC - 湯沢ICの区間を予定している。