自動車用ケミカル素材、2011年には4.5兆円市場に…富士キメラ総研

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自動車用ケミカル素材、2011年には4.5兆円市場に…富士キメラ総研
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富士キメラ総研はこのほど、『2008年自動車用ケミカル材料の現状と将来展望』とまとめた。その調査レポートによると、2011年には自動車用ケミカル材料市場が現在の3兆7773億円から4兆5804億円にまで拡大するという。

中国、インドなどアジア市場での自動車生産台数そのもの伸びに加え、車体軽量化や温室効果ガス抑制に寄与する金属部品代替素材としての採用拡大が市場を後押しすると見ている。特に、エンジニアリングプラスチック分野とエラストマー分野の伸びが顕著と予測した。

自動車生産台数と材料全体の市場を比較すると、材料市場のほうが自動車生産台数を上回るトレンドになる。材料市場は2010年頃には世界で1200万t規模に達し、今より200万t近く増える。その後も順調に自動車用ケミカル材料は成長していくとしている。

《山田清志》

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