三菱商事は、BHPビリントンと豪州ミツビシ・デベロップメント(MDP)が折半出資する石炭合弁会社BMPが、ニューホープ社から豪州クイーンズランド州ニューサラジの原料炭プロジェクトの100%権益を24億5000万豪ドルで取得することで合意したと発表。
MDPの新たな投資分は約1260億円。
ニューサラジ原料炭プロジェクトは、豪州クイーンズランド州ボーエン炭田ダイサート付近に位置するBMAサラジ炭鉱に隣接する未開発原料炭鉱区。
今年3月27日付、ニューホープ社分析報告に基づくニューサラジ原料炭プロジェクトの資源量概算は合計6億9000万tとなっている。
今回BMAが取得する資産は、ニューサラジ原料炭プロジェクトの石炭採掘申請権、石炭探査権及び両資産の取得者に付与される年間1000万tのアボットポイント港湾出荷枠(同港拡張に伴う出荷枠)。関係各社の同意及び政府関連機関の許認可を取得して手続を完了する予定。