13日午後、岐阜県郡上市内の国道で、トンネル内を走行していた大型バイクが転倒して対向車線側に進入、対向車線を順走してきた乗用車と衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた男性が死亡している。警察ではバイクの速度超過が事故の主因と推測している。
岐阜県警・郡上署によると、事故が起きたのは13日の午後1時ごろ。郡上市美並町三戸付近の国道156号で、三日市トンネル(全長約208m)内を走行していた大型バイクがカーブを曲がりきれずに転倒。バイクは対向車線側へ滑走進入した直後、対向車線を順走してきた乗用車と衝突した。
バイクを運転していた56歳の男性は転倒した際に全身を強打。病院に収容されたが、間もなく死亡した。警察ではクルマを運転していた32歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
現場は片側1車線。バイクが進行してきた側の入口は緩やかな左カーブになっており、トンネル内までそれが続いているという。