パナソニックモバイルコミュニケーションズとNTTデータは、パナソニックモバイルの100%出資子会社であるパナソニックMSE(PMSE)の発行済株式の60%をNTTデータが取得、資本・業務提携することで基本合意した。
これを機に、パナソニックモバイルとNTTデータは新たなパートナーシップを形成し、両社及びPMSEで協力体制を構築する。合弁となるPMSEの社名は未定。
パナソニックモバイルは、松下グループの携帯電話事業で競争力を維持するため、今回の提携を通じNTTデータグループが持つシステム開発技術・ノウハウ、ソリューションビジネスの実績を活用。これによって機能の高度化・多様化が進む携帯電話のソフトウエア開発で品質・コスト力を高めるとともに、商品の差別化技術の開発力強化を目指す。
NTTデータは、パナソニックモバイルと戦略的な提携を行うことで、組込みソフトウエア分野における幅広い実績・ノウハウを持つPMSEを通じ、パナソニックモバイルの事業拡大に協力するとともに、より幅広い顧客に対する組込みソフトウエアビジネスの拡大を目指す。