マツダ、トルコに新たな販売網を設立

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マツダは、6月上旬にトルコのイスタンブールで営業を開始した新販売統括拠点を通じて新たな販売ネットワークを構築すると発表した。

同社は2007年にトルコ市場の管轄をマツダモーターヨーロッパ(MME)に順次移管し、同年9月に直営販売統括拠点を設立して、営業開始に向けた準備を進めてきた。

直営統括拠点の正式社名は「マツダモーターロジスティクスヨーロッパN.V.メルケジ ベルチカ トゥルキェ イスタンブル シュベシィ」で、2008年6月2日にスティーブ・ニュートンが代表者に就任し、6月5日から営業活動を開始した。統括拠点の従業員は現在10人で、統括する販売店舗は22拠点。

販売統括拠点では、車両、部品、用品の輸入と卸売、カスタマーサービスの提供、販売、マーケティング、広報活動を展開、販売網とブランドイメージの強化を図る。

トルコでの新たな販売網の導入はマツダが欧州で進めている直営販売統括拠点戦略の一環。現在、欧州でのマツダの直営販売統括拠点は21拠点で39か国の市場を統括しており、直営販売統括拠点を通じた販売台数は欧州での販売台数全体の9割以上を占めている。

《レスポンス編集部》

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